爪水虫って何でしょう?水虫なら多くの人が1度や2度はお世話になっていますね。中には夏になる度に水虫に悩まされている人もいるはずです。しかし、爪水虫についてはむしろ知らない人の方が圧倒的に多く、又、名前だけは聞いた事があっても症状などの知識が無いので、そのまま放っておいて爪水虫を悪化させてしまう事がよくあります。
爪水虫は普通の水虫と同じ白癬菌という細菌がもたらす病気です。普通、水虫は足の裏や指の間など、適度な湿気を持つ場所の皮膚で活発に繁殖します。しかし、まれには白癬菌が爪の間に入って繁殖する事があります。これが爪水虫です。
爪水虫は足の親指の爪に発生する事が多く、爪水虫になると最初は爪の色が白く濁ったり、爪が厚くなったりします。しかし、人間の爪の形は人それぞれで、中には生まれ付き爪が分厚い人もいますし、年齢を重ねると多少爪が茶色になる場合もあります。又、ペティキュアに熱心な若い女性ならともかく、男性の場合足の爪などほとんど見ることがありません。たまに足の爪を切る事もありますが、その場合でもよほど爪がおかしくない限り気にしないのが普通です。ですから男性には爪水虫になっていても全く気付かない人が多いと言われています。もちろん爪水虫は症例としては少ないのですが、手の爪に発症する場合もあります。症状は足の爪の場合と同じです。
爪水虫は普通の水虫と違って、感染しても初期の内はほとんど自覚症状がありません。普通の水虫ならば感染すると、皆さんもよくご存知のたまらない痒みで、よほど鈍感な人で無い限り自分が水虫になった事が分かります。しかし、爪水虫の場合はこの痒みもほとんどありませんので、これも爪水虫を悪化させてしまう原因のひとつです。
爪水虫を悪化させてしまって重症になると、爪がぼろぼろになって剥がれ落ちてしまいます。そうなるともう自覚症状が無いなどという事にはなりません。靴を履く度に指に痛みが走って歩行するのが不自由になります。そうなれば当然日常生活や仕事にも支障を来たしますので、爪水虫も深刻な問題になってしまいます。又、何か他の持病、例えば糖尿病などで体の抵抗力が落ちている人の場合、爪水虫で爪が剥がれ落ちてしまった患部に雑菌が入ると、合併症を発症する事もあります。この様に爪水虫は決して軽く考えてよい病気ではありません。